雪国の暮らしってどんなだろう?

「雪国で暮らしたい」
そんな思いから秋田に移り住み、由利本荘市で暮らし始めて4年目になります。
東京出身の私にとって、10センチ以上雪が積もれば「大雪」とニュースになる世界でした。

実際に雪国に住んでみて、はじめて知ったこと、戸惑ったこと、
そして今感じている雪国暮らしの魅力について、少しお話しします。

地域による積雪量の差

まず、秋田は「雪国」といっても、住む地域や住宅事情によって雪への対策が異なります。

移住前に知っていた秋田は、豪雪地帯というイメージでした。
それは、小さい頃から遊びに来ていた祖父母の家がある由利本荘市の鳥海町の印象です。
鳥海山の麓でもある鳥海町は県内でも屈指の豪雪地帯。
積雪が2メートルを超えることもある地域です。


そして現在、住んでいるのは同じ由利本荘市内ですが沿岸の市街地

こちらは、冬は風が強いものの15〜30㎝ほどの雪が積もっては消えるような積雪量です。
集合住宅に住んでいるため、年に3〜5回くらいしっかり雪かきしなきゃという日がある程度。

移住前に、鳥海町でひと冬を過ごしました。

敷地も広いため、除雪機がないと暮らせません。
叔父が道路から玄関前まで除雪してくれたところ、そこから玄関までをスノーダンプやスコップで雪かき。
日によって1時間程度の雪かきが必要でした。

協力してくれる家族や、除雪機を使えないと暮らせないなと感じました。

もし停電したら…

雪の多い鳥海町では冬の間、何度か停電することがありました。
おそらく急な積雪によるものと思われます。

それを経験していたので、
移住して暮らしを始めるにあたり、最初に用意したのはこの2つ。

・電気を使わない灯油ストーブ
・カセットコンロ

本荘の市街地では4年住んでいてほとんど停電はありませんが、
災害時や厳寒期にライフラインが止まることを考えると、備えとして持っていて損はないと感じています。

憧れのやかんにストーブのある生活を楽しんでいます。


水抜きって何!?

移住して戸惑った言葉が「水抜き」。

これは、水道管の凍結・破損を防ぐために行う作業で、
長期間家を空けるときや、夜間に冷え込むときに必要になります。

「最低気温がマイナス4℃を下回る日は気をつけて」
そう言われても、最初はピンときませんでした。

水抜きの作業、いまだに「これでいいのか?」と不安になります。
はじめは不動産屋さんや水道屋さんなど詳しい方に聞いておくといいですね。


雪道運転

車を購入し初めて迎えた冬は、
運転もそうですが車の知らないことだらけで不安の連続でした。

  • スノータイヤだけでなく、ワイパーも冬用がある!

  • スノータイヤの寿命は約3年(走行距離に関係なく)!
    結構いい値段するのに短い!!

  • 雪寄せ用のブラシとスコップは車に常備する!
    (スノーボードで使っていた古い手袋も一緒に)

  • 出勤前の雪かき、車に積もった雪下ろしは想像以上に時間がかかる

  • 寒くなり始めるとフロントガラスが曇る!
    → 車初心者だった私は、これすら対処法が分からなかった!


由利本荘は風が強い日も多く、仕事が終わって外に出ると、
車が凍りついてガリガリ削らないといけないこともあります。

毎年11月上旬になったら、タイヤ交換と合わせて冬の準備をはじめます。

雪が降ると若干の雪かきへの面倒な気持ちも湧きますが、降る雪を眺めながら暖かい家で過ごすだけではなく、
休みは一人でスキー場に行ったり、雪まつりやイベントに出かけたりと雪対策をいろいろ学びながら冬のシーズンを楽しんでいます!

【由利本荘スタッフ:工藤】